kintone で予約システムを作る3つの方法
kintone を台帳にした予約システムの作り方は、大きく3つあります。それぞれの向き不向きを先に知っておくと遠回りしません。
よくある課題
- 方法1: フォーム作成と外部公開ビューを組み合わせて自作する — 空き枠の計算と二重予約の防止を自分で設計する必要があり、複数製品の契約と設定・保守が要る
- 方法2: JavaScript カスタマイズや開発会社への委託で作る — 自由度は最も高いが、初期開発と継続的な保守のコストが大きい
- 方法3: 予約専用の連携サービスを使う — 予約に必要な機能が最初から揃うが、予約以外の用途には使えない
どう解決するか
予約ブリッジは方法3にあたる、予約専用の kintone 連携サービスです。予約を溜めるアプリにプラグインを追加すると、外部公開の予約ページが発行され、空き枠の計算・定員までの排他・確認メール・前日リマインド・キャンセル受付までが最初から動きます。
自作との最大の違いは「予約固有の事故を防ぐ仕組みが組み込みかどうか」です。予約システムでは、同時アクセス時の二重予約、既存予定との重複、キャンセル後の枠の解放といった、フォームの延長では作りにくい制御が品質を決めます。予約ブリッジはこれらをサーバー側の排他とレコード連動で処理します。
一方、予約以外の外部連携(帳票、資料請求フォームなど)も同時に必要なら、汎用の連携製品を組み合わせる方法にも合理性があります。判断の軸は「予約受付が主目的か、多目的の一部か」です。
費用は1つの kintone ドメインあたり月額¥9,800(税込)で、予約ページ数・予約件数・利用人数による追加はありません。30日間の無料お試しで、実際のアプリに接続して確かめられます。
押さえどころ
15分で公開まで
アプリにプラグインを追加し、受付時間とフィールドの対応を選ぶだけ。開発は不要です。
予約固有の制御が標準
空き枠計算・定員排他・重複判定・リマインド・キャンセルは設定だけで有効になります。
台帳は kintone のまま
予約はアプリのレコードになるため、集計・通知・プロセス管理は既存の kintone 運用を変えずに使えます。
kintone アプリに用意するフィールド
- 日時(予約開始)— 必須
- 文字列1行(氏名)— 必須
- 終了日時・メール・電話・備考・予約ID・ステータス — 任意
導入の流れ(約15分)
- 01
お試しを開始
メールアドレスと kintone のサブドメインを入力すると、ライセンスキーとプラグインが発行されます。
- 02
アプリにプラグインを追加
予約を溜めるアプリにプラグインを追加し、ライセンスキーとAPIトークンを設定します。
- 03
受付時間と書き込み先を設定
曜日・時間帯・枠の長さ・定員と、日時や氏名を入れるフィールドを選びます。
- 04
公開URLを配る
外部の人が空き枠を選ぶと、そのまま kintone のレコードになります。
よくある質問
kintone のどのコースで使えますか?
プラグインを追加できるスタンダードコース以上で利用できます。ライトコースではプラグインを追加できません。
予約する人に kintone のアカウントは必要ですか?
不要です。公開URLにアクセスして空き枠を選ぶだけで予約できます。
既にあるアプリを予約台帳にできますか?
できます。日時と氏名のフィールドがあれば、既存アプリにプラグインを追加するだけです。